research
トップ
/
調査データ・研究実績

2017年 大型リフォーム実施者調査(リフォーム費用300万円以上、直近3年以内でのリフォーム実施者を対象)

リリース日 :
2018
1
16

株式会社リクルート住まいカンパニー(本社:東京都港区 代表取締役社長:淺野 健)は、住宅リフォームの実施者 を対象に調査を実施しました。2017年の調査結果の一部を抜粋してご報告申し上げます。

リフォーム費用

リフォーム費用は、全体で平均610.4万円。  

エリア別では、首都圏(591.2万円)、東海圏(674.7万円)、関西圏(607.4 万円)と首都圏が最も安い。  

年代別では、20-40代(617.7万円)、50代以上(608.3万円)と 20-40代が9.4万円上回った。  

リフォームタイミング別では、中古購入時のリフォーム(612.9万円)、現在の 住居(591.3万円)と中古購入時のリフォームが21.6万円上回った。

リフォーム費用

リフォームのきっかけ

戸建リフォームとマンションリフォームの違いを見ると、戸建リフォームでは 「家が古くなった・老朽化した」(46.8%)、 「住宅設備が古くなった・壊れ た」(43.4%)、 「外観の見栄えが悪くなった」(18.9%)など、家の老朽化 への不安や外観の古さがきっかけとなる傾向が見られる。  

マンションリフォームでは、 「住宅設備が古くなった・壊れた」(46.8%)、 「設備の使い勝手に不満がある」(28.6%)、「間取りに不満がある」 (20.8%)、「好みのインテリア・デザインに変えたい」(18.8%)、「収納ス ペースの確保」(18.2%)など、間取りの使い勝手改善や内装の刷新願望がきっ かけとなる傾向が見られる。 4 ※29項目中各上位

リフォームのきっかけ


リフォームにおける重視項目

戸建リフォームとマンションリフォームの違いを見ると、戸建リフォームでは 「最新機能のついた設備を設置したい(18.6%)、「省エネルギー性の向上」 (17.3%)、「断熱性の向上」(16.7%) 、「耐震性の向上」(13.9%)など 機能性の向上や住宅性能の向上を重視する傾向が見られる。  

マンションリフォームでは、「家事がしやすい」(31.2%)が最も高く、「デザ インや質感が気に入っている設備や素材を取り入れたい」(27.3%)、「収納ス ペースが充実している」(26.6%)、「最新機能のついた設備を設置したい」 (26.0%)など間取りの使い勝手やデザインを重視する傾向が見られる。

リフォームにおける重視項目


続きをご覧になりたい方は、以下より本編をダウンロードください
本編では、以下のトピックスについて説明しています

リフォーム実施者全体の動向トレンドについて

  • リフォームをした部分は、「浴室」(56.7%)、「トイレ」(54.7%)、「洗面室」(53.4%)、 「キッチン(台 所)」(52.7%)など、水まわりが上位。

中古を買ってリフォームについて

  • 中古物件を取得した人のうち、リフォームをした後に入居した人は55.1%。
  • リフォームをした理由は「リフォームすることで、自分好みの家にしたかったから(デザイン)」(35.9%)、「住みたい 物件を見つけたがリフォームが必要だったから」(34.8%)、「(新築と比べて)費用を抑えたいと思ったため」( 27.2%)が上位。中古物件購入の際に並行して検討していたものでは、全項目で昨年よりポイントが上昇。『並行 して検討していたものはない』が13.2ポイント減少。
  • 中古を買ってリフォームした人の物件購入費用は、全体で平均3,156.3万円。 リフォーム費用は、全体で平均628.1万円。
  • 物件購入費用の捻出方法は「金融機関などの住宅ローンを活用」(62.0%)、「自己資金(貯蓄など)から捻 出」(52.2%)が上位。
  • リフォーム費用の捻出方法は「自己資金(貯蓄など)から捻出」(66.3%)が突出。「 金融機関などの住宅ローンを活用」(22.8%)が昨年より、9.4ポイント増加。
データご利用の際の注意点

出典元を明記していただければ、基本的にご利用いただけます。
出典元の記入方法は、以下の通り記載ください。

「調査名/(株)リクルート調べ」
(可能であれば、サイトURL (https://suumo-research.com/)も追記ください)

また、データご使用の際は、事前に①ご使用になりたい調査データ名、②使用用途を以下よりお知らせください。

あとがき

「2017年 大型リフォーム実施者調査(リフォーム費用300万円以上、直近3年以内でのリフォーム実施者を対象)」を担当したリサーチャー

が担当した他の調査

なし

SUUMOリサーチセンターは、全ての人の「自分らしい住まい」との出会いを応援するため、住まいと暮らしの調査研究を行っています。

SUUMOリサーチセンターは、SUUMOの調査研究機関として、住まいや暮らしについての調査、住まいの品質向上に向けた実証実験、テクノロジーの実態調査を行っています。業界に向けた提言や生活者に向けた発信によって、住まいの価値を高め、ひとりひとりにその価値が届くまでの伴走・支援をしています。リクルート住宅総研としての創立以来、約20年に渡って培ってきた住まいの検討者と不動産事業者に関する深い現場知見とSUUMOという国内最大級メディア運営に基づくデータに依拠した、実現できる未来を発信していきます。

SUUMOリサーチセンターが発表した最新の調査レポート

転載に関する注意事項

各調査物の著作権は株式会社リクルートにあります。許可なく無断での複製・転載・改訂を禁じます。また、お手数ではございますがご利用頂いた際にはその紙面、画面についてご連絡ください。

SUUMO リサーチセンターにて発表している調査物を引用される際は出典元の明記をお願いいたします。

「調査名/(株)リクルート調べ」
(可能であれば、サイトURL (https://suumo-research.com/)も追記ください)

「IPD/リクルート日本住宅指数(RRPI)」に関しましてはレポートページを必ずご参照下さい。