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調査データ・研究実績

2014年度 賃貸契約者に見る部屋探しの実態調査 (関西版)

リリース日 :
2015
7
17

株式会社リクルート住まいカンパニー(本社:東京都中央区 代表取締役社長 野口 孝広)は、賃貸物件 に契約した人を対象に調査を実施してまいりましたが、2014年度の契約者調査の結果(2015年5月実施) の一部を抜粋してご報告申し上げます

部屋探し時の利用情報源で、スマートフォンサイト・アプリ利用率が23.9%と昨年より2.2ポイント 増加。スマートフォンサイト・アプリ利用率の増加傾向が続く。利用率トップのPCサイトは減少が続き、 2014年では44.6%。

利用した情報源は、「PCサイト」(44.6%)がトップだが、 2012年以降減少傾向が続く(2012年 60.0%→2014年44.6%)。「PCサイト」が減少傾向をみせるのとは反対に、「スマートフォンサイ ト・アプリ」の利用率は、2012年12.8%→2013年21.7%→2014年23.9%と連続して、大きく伸び ている。

世帯構成別にみると、【ひとり暮らし・女性社会人】では特にスマートフォンの利用率が高く、 32.5%となっている。一方【学生】はスマートフォンの利用率が低く12.5%。 また【ファミリー】で は、特に「PCサイト」の利用率が低く30.6%。

部屋探しに利用した情報源

不動産会社店舗への訪問数は平均1.5店舗。「0店舗(訪問していない)」は11.2%と過去3年間の 調査で最も高い割合。

訪問した不動産会社店舗数は「0店舗(訪問していない)」が11.2%で、およそ9人に1人は一度も不 動産会社へ訪問せず物件を決定している。「1店舗」が49.7%となり、1店舗以下の人は6割を超える。

世帯構成別にみると、【ひとり暮らし】、その中でも特に【学生】と【男性社会人】は「1店舗」の みの割合が全体より高い。

部屋探しのために訪問した不動産会社店舗数

見学した物件数は平均3.6件。見学数「0件(見学していない)」は8.7%、「1件」は13.1%。  

世帯構成別に大きな差は見られないが、【学生】は「0件(見学していない)」の割合がより高く、平 均値が2.9件と唯一3件を下回る。

昨年との比較で見ると、ボリュームゾーンである「2件」「3件」の割合が減少し、1件以下と4件以上 の割合がそれぞれ増加している。

部屋部屋探しの際に見学した物件数


続きをご覧になりたい方は、以下より本編をダウンロードください
本編では、以下のトピックスについて説明しています

  • 入居時の設備・仕様について、全体でみた必要度(次に引越す時は(も)絶対欲しい)の1位は「エア コン付き」で49.5%、2位「都市ガス」45.7%、3位「TVモニター付インターフォン」42.9%と続く。
  • 入居時の設備・仕様について、これまでに利用経験がない人に限った場合の必要度(次に引越す時は (も)絶対欲しい)は、1位「追い焚き機能つきの風呂」22.5%、2位「遮音性能の高い窓」20.3%、 3位「TVモニター付インターフォン」19.8%。
  • 自宅で希望するインターネット通信環境は「もともと物件に付いている光回線などの高速ネット通信 (無料・家賃に込)」が最も多く38.7%。
  • 現地を内覧しているような動画としてニーズが高いものは「部屋の中を実際に移動し、動線が分かる動 画」(73.2%)、「リビング・各居室全体を映した動画」(61.7%)、「キッチンや水回りの設備を稼 働させてる動画」(57.1%)が上位。
  • 1物件あたり写真20点を見ることができる不動産検索サイトがあるとして、今後さらに欲しい/あると 嬉しい情報は「実際に物件を内見しているかのような内覧動画がある」が最も高く45.0%。
  • 借主負担DIY型賃貸借契約を認知している人の割合は9.5%。入居後にリフォーム・カスタマイズを実 施したことがある人の割合は12.1%。
データご利用の際の注意点

出典元を明記していただければ、基本的にご利用いただけます。
出典元の記入方法は、以下の通り記載ください。

「調査名/(株)リクルート調べ」
(可能であれば、サイトURL (https://suumo-research.com/)も追記ください)

また、データご使用の際は、事前に①ご使用になりたい調査データ名、②使用用途を以下よりお知らせください。

あとがき

「2014年度 賃貸契約者に見る部屋探しの実態調査 (関西版)」を担当したリサーチャー

が担当した他の調査

なし

SUUMOリサーチセンターは、全ての人の「自分らしい住まい」との出会いを応援するため、住まいと暮らしの調査研究を行っています。

SUUMOリサーチセンターは、SUUMOの調査研究機関として、住まいや暮らしについての調査、住まいの品質向上に向けた実証実験、テクノロジーの実態調査を行っています。業界に向けた提言や生活者に向けた発信によって、住まいの価値を高め、ひとりひとりにその価値が届くまでの伴走・支援をしています。リクルート住宅総研としての創立以来、約20年に渡って培ってきた住まいの検討者と不動産事業者に関する深い現場知見とSUUMOという国内最大級メディア運営に基づくデータに依拠した、実現できる未来を発信していきます。

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「調査名/(株)リクルート調べ」
(可能であれば、サイトURL (https://suumo-research.com/)も追記ください)

「IPD/リクルート日本住宅指数(RRPI)」に関しましてはレポートページを必ずご参照下さい。