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調査データ・研究実績

2013年度 賃貸契約者に見る部屋探しの実態調査 (首都圏版)

リリース日 :
2014
7
11

株式会社リクルート住まいカンパニー(本社:東京都千代田区 代表取締役社長 野口 孝広 )は、賃貸物件 に契約した人を対象に調査を実施してきましたが、2013年度の契約者調査の結果(2014年5月実施)の 一部を抜粋してご報告申し上げます。

部屋探しの情報源はスマートフォンが昨年から4.2ポイント増の22.7%となる一方、 PCサイトは2年連続減少。

利用した情報源は、「PCサイト(57.1%)」がトップだが、2011年をピークに減少傾向が続く。 「PCサイト」(2011年70.3% → 2013年57.1%)。「PCサイト」が減少傾向な一方、「スマート フォンサイト・アプリ」の利用率は、2010年3.4% → 2011年11.8% → 2012年18.5% → 2013 年22.7%と、連続して大きく伸びている。

世帯構成別にみると、一人暮らしの【学生】は「学校の紹介」が高く15.1%。一人暮らしの【女性 社会人】では特にスマートフォンの利用率が高く、32.8%となっている。また【ファミリー】では特 に「PCサイト」の利用率が低い。

部屋探しに利用した情報源

部屋探しの際に、不動産会社店舗への訪問した数は平均1.7店舗。 昨年に続き2010年以降最も少なく、1店舗のみが初めて50%を超えた。

訪問した不動産会社店舗数は、「1店舗」が50.2%、次いで「2店舗(22.3%)」、「3店舗(12.4%) が続く。平均店舗数は年々減少し、昨年度に続き調査開始以降最少となる1.7店舗となった。 また、 訪問数が「1店舗」のみが50.2%となり、2010年度以降初めて50%を超える結果となった。

世帯構成別にみると、ひとり暮らしの【学生】は「1店舗」のみが55.8%と全体より高い。【学生】では 訪問数2店舗以内で9割強を占める。

部屋探しのために訪問した不動産会社店舗数

1物件あたり、写真20点を見ることができる不動産検索サイトがあるとして、 今後さらに欲しい情報は「内見しているかのような内覧動画がある」が45.2%と最も 高い。

不動産ポータルサイトで今後欲しい情報は、1位「内見しているかのような内覧動画がある(45.2%)」、 2位「周辺環境の写真が多い(29.6%)」、3位「気になった物件の同一建物内の他募集中の部屋情報 (22.8%)」がTOP3。

世帯構成別にみると、ひとり暮らしの【女性社会人】では「内見しているかのような内覧動画がある (475%)」と「周辺環境の写真が多い(35.0%)」が高い。 【2人】は「気になった物件の同一建物内の他募集中の部屋情報(28.2%)」、【ファミリー】は「周辺環境 の写真が多い(34.7%)」が、全体と比べ高い。

不動産ポータルサイトで今後欲しい情報


続きをご覧になりたい方は、以下より本編をダウンロードください
本編では、以下のトピックスについて説明しています

  • 賃貸住宅に入居した後に入居した物件のリフォーム・カスタマイズの実施経験率は4.3%。 一方、実施意向率は42.6%。
  • ひとり暮らしの人のシェアハウス経験率は5.0%。現在の居住率は1.8%。
  • 入居時の設備・仕様について、設置されている物件に住んだことが無いが、次回引越す 時に欲しい設備・仕様は、1位は「インターネット接続可(無料)」で、59.6%。
  • ひとり暮らしの人が感じるシェアハウスのメリットは「家賃が安い」「人とのつながり」。 興味のあるシェアハウスのコンセプトは、「外国人向け」「ネコ共生」「古民家型」 「まかない家事サービス付き」が上位。
データご利用の際の注意点

出典元を明記していただければ、基本的にご利用いただけます。
出典元の記入方法は、以下の通り記載ください。

「調査名/(株)リクルート調べ」
(可能であれば、サイトURL (https://suumo-research.com/)も追記ください)

また、データご使用の際は、事前に①ご使用になりたい調査データ名、②使用用途を以下よりお知らせください。

あとがき

「2013年度 賃貸契約者に見る部屋探しの実態調査 (首都圏版)」を担当したリサーチャー

が担当した他の調査

なし

SUUMOリサーチセンターは、全ての人の「自分らしい住まい」との出会いを応援するため、住まいと暮らしの調査研究を行っています。

SUUMOリサーチセンターは、SUUMOの調査研究機関として、住まいや暮らしについての調査、住まいの品質向上に向けた実証実験、テクノロジーの実態調査を行っています。業界に向けた提言や生活者に向けた発信によって、住まいの価値を高め、ひとりひとりにその価値が届くまでの伴走・支援をしています。リクルート住宅総研としての創立以来、約20年に渡って培ってきた住まいの検討者と不動産事業者に関する深い現場知見とSUUMOという国内最大級メディア運営に基づくデータに依拠した、実現できる未来を発信していきます。

SUUMOリサーチセンターが発表した最新の調査レポート

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SUUMO リサーチセンターにて発表している調査物を引用される際は出典元の明記をお願いいたします。

「調査名/(株)リクルート調べ」
(可能であれば、サイトURL (https://suumo-research.com/)も追記ください)

「IPD/リクルート日本住宅指数(RRPI)」に関しましてはレポートページを必ずご参照下さい。