一橋大学ソーシャル・データサイエンス研究科教授、東京大学博士(環境学)
2000年リクルート入社。大学院在学中からリクルートにあるビッグデータを発掘・整備し、リクルート住宅価格指数(RRPI)およびAIを用いた自動住宅価格・住宅家賃査定システムを開発した(1997年)。入社後、リクルート住宅総合研究所(SUUMOリサーチセンター)の設立を行う(2001年)。
2005年に、家族の理由で大学研究者に転身するも、継続してリクルート内での調査・研究活動に従事する。リクルートAI研究所のフェローとして設立にかかわるとともに、リクルートワークス研究所の研究員として「全国就業実態パネル調査」の立ち上げに関わった。
日本大学では、元アスリートの経験を生かして、28年ぶりの新学部設置となった「スポーツ科学部」の教授として参加し、「スポーツデータサイエンス」の研究と多くのオリンピアを中心としたアスリートの教育に従事した。現在も、大学院で指導を続ける。東京大学では、空間情報科学研究センター内に、2019年に初めて不動産情報研究に特化した「不動産情報科学研究部門」を設置し、研究を行った。一橋大学では、72年ぶりの新学部となるソーシャル・データサイエンス学部の設置に関わり、教授として就任した。
そして、麗澤大学では、学長補佐として工学部設置に関わる。
1967年岐阜県大垣市生まれ。中学・高校・大学2年生まではテニスに没頭する。20歳で怪我によりテニスプレーヤーを引退後、研究活動に転身する。
指導教授だった中村貢教授の退官記念論文集が、西村清彦・三輪芳朗編著(1990)、『日本の株価・地価』東京大学出版会であったことから、1990年から地価研究に入る。
1967年 岐阜県生まれ
1992年 日本大学大学院経済学研究科修了
1994年 東京工業大学大学院理工学研究科博士後期課程中退 同年 財団法人日本不動産研究所研究員
2000年 株式会社リクルートに入社。事業開発にかかわる。
2005年 麗澤大学准教授
2011年 麗澤大学教授
2016年 日本大学教授
2019年 東京大学特任教授
2022年 一橋大学教授役職統計委員会臨時委員、都市住宅学会の常務理事・関東支部長や、国土交通省の統計品質改善会議委員を務める